カウンセラーとしての職業
世界的有名な心理学者や精神科医はほとんどが欧米から由来しており、物理学者や最近ではIPS細胞での研究で大きな成果を上げた山中教授などおられますが、この心理学での活躍やカウンセラーとしての功績は日本では世界的に見て悲しいかなレベルは低い。
なぜそうなるのか、例えば外科は見た患部が損傷していると誰にでもその傷などが見え、その治療にあたるが、見えない患部は誰もが分かりにくい。最近では認知行動療法を取り入れて治療をしたり、その人に適した治療や方法がとられているが、元々内面的に分析し、それが汎用的に通ずるかと言えば、そうでもない。(自分はどれにも属さない!)と反論する人が必ず出て来る。しかし、内面からアプローチし研究することが必要で、共通意識や器質的なもの異なるので、その人がどこに向かうのかまた社会においてもどう対処すれば良いのかの判断基準にもなり得る。
文化の違い、敢えては究極DNAの違いも多々あることは否定できない。日本では、悪くいえば、根拠のないところを弄繰り回して、最後には利権みたいなものが存在し、混乱させる。ロジャースも日本風に変えられ、???と疑問視することも目にする。ロジャースはこんなことを考えているとは思わない、日本風心理学?
そして自称カウンセラーの存在。(私もカウンセラーの勉強したよ!)って。で?
どこをどうしてカウンセラー?現在、日本で有効とされる8個程あるカウンセラーの資格?場合によってはどこにも属さない。勝手に作った民間団体の資格?いくらでもできるんだなって考えざるを得ない。カウンセラーという言葉を簡単に口にしないでほしい限りであって人の人生をややもすれば左右するこの職業で、混乱と困惑を招くだけである。
なぜ欧米がこの職業が定着し、この分野が発達したのか、感覚的な分野でもありその人に合わせた波長みたいなものを捉えて感覚的に鋭いと考えます。音楽やアート、また言葉の意味や発音、ニュアンスという部分で日本人とはその捉え方は違う。よく洋画でも字幕で(アレッ?そんな意味か。)とか、また英訳する人でも異なる。カウンセリングは欧米化しないとまず出口が見つからない。言わないでもわかるだろう、であるとかいつか気づくだろうみたいなスタイルは時間の無駄で、逃げているか保身としか思えない。
一番何が違うのか、当然知識も大いに必要ですが、その人を本気で救う、助けるという愛が絶対条件で、それが悲しいかな国内では極めて少ないのが現状である。